プロミスは未成年者でも利用できるのか、また未成年者でもお金を借りる方法とは

未成年者でもプロミスからお金を借りることができるのでしょうか。

結論から申し上げると、未成年者はプロミスと契約できません。
プロミスの申込条件は「年齢20~69歳のご本人に安定した収入のある方」だからです。

プロミスに限らず、一般的に未成年者はカードローンを契約できません。

カードローン会社 申込年齢
プロミス 20~69歳以下
アイフル 20~69歳以下
アコム 20~69歳以下
モビット 20~69歳以下
三井住友銀行カードローン 20~69歳以下
みずほ銀行カードローン 20~65歳以下
バンクイック 20~64歳以下

しかし、未成年者でも学生ローンやクレジットカードのキャッシング枠でお金を借りることはできます。

そこで、ここでは未成年者でもお金を借りる方法、未成年者がカードローンを契約できない理由について解説します。

未成年者がお金を借りる方法

未成年者でもお金を借りる方法はあります
ただし、基本的には高校生以下はお金を借りることはできず、18~19歳の人でも親権者の同意が必要です。
【未成年者がお金を借りる方法】

  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 学生ローン
  • 奨学金制度
  • 労働金庫のカードローン(マイプラン)
  • 家族や親戚からお金を借りる

クレジットカードのキャッシング枠

キャッシング枠とは、クレジットカードに付帯できる機能のことで現金を引き出すことが可能です。
ただし、すべてのクレジットカードにキャッシング枠が付帯されているわけではありません。
はじめからキャッシング枠が付帯されているクレジットカードがあれば、そもそも付帯できないクレジットカードもあります。
基本的には利用者がキャッシング枠を付帯するかどうかを決められます。

クレジットカード会社オリコの「学生でもキャッシングできるの?」によると、「未成年の学生にはキャッシング枠を禁止しているが、既婚者で収入が安定していれがばキャッシング枠を利用できる可能性がある」とのことです。

オリコカードでは「既婚者で収入が安定していればキャッシング枠を利用できる可能性がある」と記載されていますが、カード会社によって規約が異なります。
既婚者で収入があるからといって、すべてのクレジットカードで未成年者がキャッシング枠を利用できるとは限りません。

そのため、キャッシング枠の利用を検討している人は、所持しているクレジットカードのキャッシング枠が未成年者でも利用できるかどうか調べてみるといいでしょう。

ショッピング枠を使いすぎるとキャッシング枠が使えなくなる

ショッピング枠を使いすぎるとキャッシング枠が使えなくなります。
ほとんどのクレジットカードのキャッシング枠はショッピング枠の一部に含まれています。
そのため、ショッピング枠の利用が多いとキャッシング枠の利用額が下がる場合があります。
【キャッシング枠の利用額が下がる例】
クレジットカード全体の利用限度額:100万円
キャッシング枠の利用限度額:50万円
ショッピング枠を80万円利用したら、キャッシング枠の利用限度額が50万円でも20万円しか使えない。

また、キャッシング枠を利用するとショッピング枠の利用限度額が下がります。
【クレジットカード枠の利用額が下がる例】
クレジットカード全体の利用限度額:100万円
キャッシング枠の利用限度額:50万円
キャッシング枠を50万円利用したらショッピング枠は50万円しか使えない。

クレジットカードでの現金化は禁止

クレジットカードの現金化とはショッピング枠を利用して現金を得ることです。
主に2つの方法があります。

  • ブランド品や金券を購入して売ること
  • 業者から安い商品を高値で購入して、購入特典という建前で現金をキャッシュバックする方法

JCB公式によると「これらの現金化に関しては、明確な法律違反とはなっていないのが現状です。クレジットカード会社の規約には現金化を目的としたカード利用を禁じる条文があり、規約違反となっており、リスクのある行為であることは間違いありません」という内容が記載されています。

また、「クレジットカードの現金化が発覚した場合は、クレジットカードの利用停止や解約が起こる可能性がある」とのことです。

そのため、クレジットカードの現金化は止めましょう。

参考:JCB公式「クレジットカードの現金化は違法?考えられるリスクについて」

学生ローン

学生ローンとは、未成年の学生でも収入があればお金を借りられる学生専用のローンです。
基本的に未成年者で学生ローンと契約するには親の同意書が必要です。

下記に未成年者でも借りられる学生ローンについてまとめました。

カードローン会社 金利(実質年率) 親の承諾 年齢
カレッヂ 17.00% 不要 18歳以上
フレンド田 12.00%~17.00% 必要 18歳以上

学生ローンの金利は最大17%で、利用限度額は年収の3分の1かつ最大50万円以内です。
店舗は東京都新宿区高田馬場に集中していますが、ネットや電話でも申込み可能です。

奨学金制度

奨学金とは経済的理由で学費などが払えず就学が困難な人に、学費を援助する制度です。

奨学金は返済不要の「給付型」と返済が必要な「貸与型(利子付き・無利子)」があり、奨学金制度を利用するにあたって審査があります。

「給付型」の審査は厳しいと言われていますが、日本学生支援機構によると、「世帯収入の基準を満たしていれば、成績だけで判断せず、しっかりとした「学ぶ意欲」があれば支援を受けることができる」とのことです。
給付型の審査における成績基準と収入基準は日本学生支援機構「大学生申込資格・選考基準」から確認できます。

なお、借入れできる金額は、学校の種類(高校・大学・専門大学など)や学部によって異なり、利率は貸与が終了した年度や月によって異なります。

参考:独立行政法人日本学生支援機構

労働金庫のカードローン(マイプラン)

労働金庫とは、労働組合や生活協同組合で働く人がお互いに助け合うためにつくった協同組織の金融機関です
関東なら中央労働金庫、近畿地方なら近畿労働金庫と地域によって管轄が異なります。

労働金庫のカードローンなら、18歳、19歳の未成年者でも収入があればお金を借りられます。
たとえば、中央労働金庫のカードローンの申込条件は「18歳以上、安定継続した年収が150万円以上、同一勤務先に1年以上勤務している」をすべて満たしている人です。

ただし、中央労働金庫では「未成年者アルバイトの人は勤続年数が3年以上必要」とお客様相談室から回答を得ました。

また、東北労働金庫など一部の労働金庫では申込条件が20歳以上の場合があります。
そのため、労働金庫カードローンの利用を検討している人は、住んでいる地域の労働金庫が提供しているカードローンの申込条件を確認してみるといいでしょう。

なお、未成年者で申込む人は親の同意が必要です。

参考:全国労働金庫協会「ろうきんとは」

家族や親戚からお金を借りる

どうしてもお金が必要な人は、一度家族や親戚に相談するべきでしょう。

お金を借りる目的が学業や治療費などであればお金を貸してくれるはずです。
また、利子や返済期限を設けられることもないはずです。

ただし、利子や返済期限がなくても借りたお金は返しましょう。

お金を稼ぐ

お金を借りるのではなく、アルバイトやフリマアプリでお金を稼ぐ方法もあります。
基本的に金融機関からお金を借りて返済が滞ると、クレジットカードの利用停止や新規申込不可、住宅ローンなど各種ローンを組めなくなる可能性があります。

収入が低めの傾向にある未成年の人は、計画通り返済が進まない可能性があるので、お金を借りるのではなくアルバイトやフリマアプリでお金を稼ぐことがおすすめです。

闇金を利用してはいけない

闇金は絶対に利用してはいけません。

闇金の利率は高く、元金に対して5割の利息を10日ごとに請求されたりします。
たとえば、利息が5割の場合、10万円借りたら10日後には利息だけで5万円支払わなければいけません。
もし支払えないと、家族、友達、職場などに取り立て屋からしつこく電話がかかってきます。

闇金を利用すると自分だけではなく周りの人まで迷惑がかかるので、闇金の利用はやめましょう。

一般的なカードローンを未成年者が契約できない理由

法律上は未成年者でも親権者の同意があればカードローンを契約できます。
しかし、カードローン会社が未成年者を申込みの対象外にしている理由何なのでしょうか。

プロミス「キャッシングの利用に年齢制限はある?未成年者・高齢者は審査が通るのか」を確認したところ、カードローン会社が未成年者を申込みの対象外にしている理由について、民法が関係していることがわかりました。

民法第5条では「未成年者は親権者の同意を得ずに契約することはできない。親権者の同意を得ずに契約した場合、その契約の取消しが認められる」という内容が記載されています。
これを未成年契約者の取消しといいます。

また、小山内行政書士事務所運営「民法第5条第1項(未成年者の法律行為)」よると、「取消し後の返還請求が困難」といった内容が記載されています。

つまり、未成年者が親の同意を得ずにカードローン契約を交わした場合、親権者か申込者が取消請求を行えば、カードローン契約はなかったことになります。
そして、カードローン会社側は、取消しの間に使われたお金を契約者から取り戻すのが困難ということです。

たとえば、未成年者が親権者の同意を得ずにカードローンを契約して50万円借入れ、40万円ギャンブルで使ったとします。
その後、未成年の取消しがおこなわれた場合、手元に残った10万円は返済義務がありますが、使った40万円の返済義務はないので、カードローン会社は40万円損します。

金融機関は貸し倒れにならないために、未成年者と契約できないよう年齢制限を設けています。

参考
プロミス「キャッシングの利用に年齢制限はある?未成年者・高齢者は審査が通るのか」
小山内行政書士事務所民法第5条第1項(未成年者の法律行為)

既婚者でも利用できない

「既婚者なら成人としてみなされるため、カードローンの契約ができる」という情報をネット上で見かけます。
しかし、プロミスなどの一般的なカードローン会社は「20歳以上」という年齢制限を設けているため、既婚者でも未成年者は契約できません。

虚偽申告は禁止

年齢を偽るといった虚偽申告をしてはいけません。

プロミス「カードローンの審査に落ちた!落ちる原因と再審査までにとるべき対策」によると、「虚偽の申告をしても、信用情報照会や在籍確認の際に事実が判明する」とのことです。

また、虚偽申告をした場合は審査に通らないだけではなく、詐欺罪に問われる可能性があるので、虚偽申告はやめましょう。