消費者金融で借り入れがあると車のローンは組めないのか

自動車ローンを組む際に気になるのが自分の手元にある消費者金融との契約や借入です。

「消費者金融の返済が残っているまま、自動車ローンの審査に申し込んだら落ちるのではないか」

こうした不安を持っているためになかなか自動車ローンの申し込みに踏み込むことができないという方も多いかと思います。

不安解消のために消費者金融からの借り入れと自動車ローンの関係についてわかりやすくまとめます。

消費者金融を利用していても自動車ローンは利用できる

消費者金融から借り入れがあるからといって、必ずしも自動車ローンの審査に落ちるわけではありません。

消費者金融からの借入残高は、返済能力を判断する重要な情報ですが、年収や返済期間も含めて判断されます。
そのため、無理のないローンを組んでいれば、審査に通る可能性はあります。

審査に通過できるかの目安として自動車ローン借入診断を利用する

一部の地方銀行では、自動車ローンの審査に通るかどうか不安な人向けに、自動車ローン診断シミュレーションを実施しています。

たとえば、千葉銀行の場合、年齢・年収・借り入れ希望額・希望返済期間・現在の借り入れ金額を入力することで、借り入れ可能かどうか診断してくれます。

実際に、28歳・年収400万円・借り入れ希望額300万円・希望返済期間10年・現在の借り入れ金額40万円で入力したところ、「お借入れ可能と思われます」と表示されました。

なお、千葉銀行に「お借入れ可能と思われます」と表示されたら、実際の審査でも通るのか確認したところ、「審査に通る可能性はありますが、最終的な判断は審査する保証会社なので、自動車ローン診断は目安としてご利用ください」とのことでした。

千葉銀行マイカーローン診断

ローン審査に不利な人の特徴

ローン審査に不利な人は、以下の特徴があると考えられます。

【ローン審査に不利な特徴】

  • 借り入れ金額が年収の1/3を超える人
  • 延滞履歴がある人

上記の特徴に該当する場合、ローンの審査に不利になる可能性があります。
次で不利になる理由について解説します。

借り入れ金額が年収の1/3程度の人

貸金業法では、「年収の1/3以上の貸付は返済能力を超えるため禁止」と定めています。
この法律を総量規制といいます。
総量規制は消費者金融に適用されるものであり、銀行は対象外となっています。

しかし、2017年に銀行は過剰融資をしているとの批判を受け、メガバンクをはじめ、各銀行は総量規制と同等の自主規制ルールを設けています。
メガバンクや地方銀行など108行に対する金融庁の調査報告によると、2018年時点で9割の銀行が自主規制ルールを設けているとのことです。

そのため、すでに借り入れ金額が年収の1/3程度の人は、銀行自動車ローンの審査に不利なるといえます。

延滞履歴がある人

延滞履歴があると、ローンを組めなくなる可能性があります。

カードローンやクレジットカードを契約した際、JICCやCICのような指定信用情報機関に、契約した内容や支払い状況が記録されます。

保証会社オリコによると「ローンなどの申し込みがあった際、申込者の信用情報を調べ、支払いに遅延がないか、現在の借り入れ状況はいくらかなどを確認し、審査の可否を決めている」とのことです。

また、カードローンやクレジットカードなどで支払いが遅れてしまうと、信用情報に遅延情報が登録され、各種ローンを組む際に影響が出る場合があるとのことです。

信用情報に傷が付いているかもしれないと不安で、自動車ローンの申し込みに躊躇している人は、信用情報の開示請求をして、自身の信用情報を確認してみるといいでしょう。

CIC 情報開示について

金融事故情報は5~10年間は消えない

金融事故情報の記録は、借金を完済しても、5~10年間は残ります。

そのため、借金を完済している人も、金融事故情報が記録されていた場合、自動車ローンの審査担当者に「返済能力がない」と判断され、自動車ローンの審査に落ちます。

金融事故情報が記録されている人は、完済後も5~10年間は自動車ローンに申し込まないほうがいいでしょう。

金融事故情報の登録期間について詳しく知りたい人はCIC公式サイトから確認できます。
CIC 公式サイト