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初めての消費者金融キャッシングの申し込みをする場合、申込み後すぐに審査に行われるため、不安に思うものです。
「どうしてもお金が必要で消費者金融を利用したいけど、消費者金融の審査ってどんなことをするのだろう」という不安な気持ちもあると思います。
消費者金融会社の借入時の審査基準や項目は、会社ごとに違いますが、おおまかな審査の流れは、どの消費者金融でもあまり変わりありません。
ここでは、消費者金融の申込条件から、消費者金融の選び方、そして申し込みから審査・契約そして、借り入れまでの流れをみていくことにしましょう。
消費者金融の申込条件
消費者金融で申込条件(利用条件)についてみていきましょう。
多くの消費者金融では、カードローン(キャッシング)の申し込みの条件として、「20歳以上69歳以下の安定した収入のある方」としています。
かつて、消費者金融がサラ金と呼ばれていた頃には、アルバイトやパートなどの正社員以外の方は、消費者金融の審査に通ることが困難でしたが、現在では消費者金融や銀行カードローンは、安定した収入さえあれば、アルバイトでもパート、主婦や派遣社員だとしても申し込みは可能です。
一方、無職や専業主婦の方など安定した収入がない方は、消費者金融の申し込み条件を満たしていないため、たとえ申し込みをしたとしてもすぐに審査に落ちてしまいます。
そのため、現在収入がない方は、消費者金融ではなく公的機関からお金借りるまたは、アルバイトとしてお金を稼ぐことも検討してみてはいかがでしょうか。
下の表に、大手消費者金融と銀行カードローンの申し込み条件(利用条件)をまとめてみました。
消費者金融名 | 申し込み条件 |
---|---|
アコム | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 |
プロミス | お申込みいただける方の条件は、年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方です。※収入が年金のみの場合は申込不可 |
アイフル | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 |
SMBCモビット | 年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方(当社基準を満たす方) ※収入が年金のみの場合は申込できません |
銀行カードローン | 申し込み条件 |
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三井住友銀行カードローン | お申込時満20歳以上満69歳以下の方 原則安定したご収入のある方 当行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方。 |
バンクイック(三菱UFJ銀行) | 年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さま。 原則安定した収入があるお客さま。 保証会社(アコム(株))の保証を受けられるお客さま。 |
オリックスカードローン | 原則、毎月安定した収入のある方で、申込時の年齢が満20歳以上69歳未満の方、かつ日本国内にご在住の方(外国籍の方は、永住者または特別永住者の方) |
みずほ銀行カードローン | 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方 安定かつ継続した収入の見込める方 保証会社の保証を受けられる方 |
上の表を見る限り、消費者金融・銀行カードローンともに公務員や正社員などに限定しているわけでなく、安定した収入があれば、アルバイトやパート、主婦や自営業者・個人事業主の方も申し込みすることが可能です。
消費者金融での申込・審査から借入までの流れ
消費者金融で融資を受ける場合の申し込みから審査、借り入れまでの流れは下記の通りです。
- 消費者金融を選ぶ
- 申し込み
- 申し込み内容の確認(申込者本人へ電話連絡)
- 申し込み時に申告した年収や勤務先などの内容ともとに仮審査
- 運転免許証や健康保険証などの必要書類の提出
- 本審査
- 在籍確認
- 契約・融資(借り入れ)
初めてのキャッシングするのであれば大手消費者金融を利用するのがおすすめ
消費者金融でキャッシングをするにはまず、どこの消費者金融会社を利用するか選ぶことが大切です。
特に、はじめての消費者金融カードローンを利用する際には、金利や利用限度額を比較することももちろんですが、信頼性や安全性の他、借り入れ方法が多様で、インターネット取引の利便性、も消費者金融を選ぶ基準としましょう。
加えて、初回契約時に無利息期間サービスがあることを考慮すると、アコムやプロミスといった大手消費者金融を選ぶことをおすすめいたします。
アコムの特徴
登録番号 | 関東財務局長(14)第00022号 |
---|---|
実質金利 | 3.0~18.0% |
利用限度額 | 1~800万円 |
最低借入額 | 1,000円 |
最小借入単位 | 1,000円単位 |
提携ATM | 三菱UFJ銀行・セブン銀行・E-net・ローソン銀行・イオン銀行など |
主な借入対象 | 社会人・アルバイト・パート・大学生や専門学校生など |
審査時間 | 最短20分 |
融資までの時間 | 最短20分 | 担保・連帯保証人 | 不要 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
返済期間 | 最終借入日から最長9年7ヵ月 |
返済回数 | 1回~100回 |
プロミスの特徴
登録番号 | 関東財務局長(14)第00615号 |
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実質金利 | 4.5%~17.8% |
利用限度額 | 1~500万円 | 最低借入額 | 1,000円 |
最小借入単位 | 1,000円単位 |
提携ATM | 三井住友銀行・セブン銀行・E-net・ローソン銀行・ゆうちょ銀行など |
主な借入対象 | 社会人・アルバイト・パート・大学生や専門学校生など |
審査時間 | 最短3分 |
融資までの時間 | 最短3分 |
担保・連帯保証人 | 不要 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
返済期間 | 最終借入後原則最長6年9か月(新規申込の場合) |
返済回数 | 1回~80回(新規申込の場合) |
※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。 ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申し込みできません。
申し込み方法は24時間申込み可能なインターネット申し込みがおすすめ
消費者金融での申し込みでは、利用者の都合に合わせてさまざまな申し込み方法があります。先ほどあげた大手消費者金融では、以下のような申し込み方法があります。
- インターネットからの申し込み(WEB申込)
- 電話での申し込み
- 自動契約機での申し込み
- 店頭窓口での申し込み
- 郵送での申し込み
このように、大手消費者金融カードローンでは多数の申し込み方法があります。仕事が忙しく時間がないからすぐに利用したい方や、人に会わずに申し込みがしたい方など自分に合った方法を選択することができます。消費者金融でキャッシングの申込からキャッシングまで最も早く取り引きができるのは、インターネットを使った申し込みです。
インターネット申し込みでは、24時間365日いつでもどこでも申し込みが可能ですので、どの申込方法するか迷っている場合には、インターネットでの申し込みをおすすめします。スマートフォンアプリを利用してのキャッシングの申し込みも可能です。
申し込み時に記載する内容
それでは、消費者金融での申し込み時にどのような内容を記載する必要があるのでしょうか。消費者金融ではいずれの申し込み方法でも下記の申し込み内容を記載する必要があります。(電話での申し込みの場合は電話口担当オペレーターに口頭で伝えます。)
- 申込者の氏名、住所、生年月日、性別、独身/既婚などの個人情報
- 申込者の住所、電話番号(携帯電話・自宅)、居住種類(持ち家・賃貸・戸建て)、家賃・住宅ローン、家族構成などの自宅情報
- 申込者の会社名、勤務先住所、勤務先情報、所属部署、雇用形態、勤続年数、社員数、収入などの勤務先情報
- 他社借り入れ状況や希望利用限度額
- 審査結果通知・申し込み内容確認の連絡先
申し込み完了後すぐに申し込み情報を元に仮審査がはじまる
申し込みが完了すると、申込者が申告した申し込み情報を元にしてすぐに仮審査が行われます。
大手消費者金融では、この属性をシステムで自動的にスコアリング(点数化)して、審査基準としています。
この属性スコアリングでは年収や勤務先、家族形態などを見て点数化しています。属性スコアリングで見られる項目は下記の通りです。
- 年収
- 勤務先
- 雇用形態
- 勤続年数
- 居住形態・年数
- 家族構成・年齢
- 固定電話の有無
- 健康保険の種類
申込者のローンやクレジットの履歴などの信用情報も審査の判断材料となる
消費者金融では、申込者が申告した属性情報の他にも、申込者の信用情報を照会して事故情報や遅滞、滞納がないか確認して借り入れ審査時の判断材料としています。
信用情報とは、個人の年収や住宅情報、勤務先等の属性情報および、ローンや公共料金または携帯電話の本体代金等の支払い情報のことです。たとえ、カードローン会社での借り入れがなくても、携帯電話料金(携帯電話の本体代金の分割払い)を滞納や延滞をしていた場合には、携帯端末料金の分割払いは、借金と見なされるため、信用情報に傷がついてしまうことがありますので注意しましょう。
消費者金融や銀行など金融機関は自社が加盟している信用情報機関を通じて信用情報をチェックします。そして、利用状況に事故情報がないかを確認します。
事故情報とはいわゆる「ブラックリスト」のこと
事故情報とは、金融機関等における返済についてのネガティブ情報で、一般的には「ブラックリスト」と言われています。
長期延滞や債務整理、強制解約、代位弁済、協会停止などの問題が起こった際には事故情報として記録されます(正式には異動情報という記載)。なお、金融事故情報は一度記録されると最長1年~10年間は消えることはありません。この金融事故を過去に起こして記録が残っていると審査に通ることは難しいといえるでしょう。
仮審査結果は電話またはメールで回答される
申込者の年収などの属性や他社借り入れなどの信用情報などに問題がなければ、仮審査に通過となります。
仮審査の結果は、申込時に入力したメールまたは電話どちらかの連絡先に担当者より連絡がきます。この電話連絡(メール連絡)でカードローンキャッシングを申し込みしたのが、申込者本人かどうかも同時に確認にします。
仮審査通過後契約に必要な本人確認書類などの必要な書類を提出する
消費者金融への申し込みには、本人確認書類が必要となります。
消費者金融での借り入れに本人確認書類は本人確認書類は下記の3つのうちいずれか1つとなります。
- 運転免許証
- 健康保険証(+マイナンバーカードなど)
- パスポート
申し込みにおいて収入証明書を用意する必要がある場合
消費者金融では、他社を含めた借入総額を希望の利用限度額が100万円を超える場合と50万円を超える契約を行う場合に収入証明書が必要であると記載されています。
収入証明は、給与取得者であれば、源泉徴収票や給与明細書または、納税証明書などです、自営業者や個人事業主の場合には、確定申告書や納税証明書などの書類です。
本人確認書類などの必要書類提出後に本審査が行われる
本人確認書類などの必要書類を消費者金融会社に提出すると(インターネットでの申し込みの場合は、カメラに撮影してメールで送付)、本審査が行われます。
本審査では、審査担当者が、申込者から提出された運転免許証などの提出書類と信用情報に不備がないかを確認します。
他社での借入件数や借入額、住所の一致など申込書類と本人確認書類または信用情報を照合して、返済能力があるのかどうかを判断します。
これらの本審査の中で、消費者金融の担当者が申込時に入力した勤務先が間違いがないかを確認する、在籍確認が行われます。
在籍確認は審査の終盤で行われる
大手の消費者金融5社に関しては、在籍確認は、原則的には書類で行われることが多いです。しかし、必要な場合は職場に電話をかけることがあります。多くの消費者金融では在籍確認の電話をする際、審査担当者が社名を名乗ることや用件をいうことは一切ありません。担当者は個人名でなおかつ非通知で電話をかけます。
なお、在籍確認時の電話において本人が不在の場合でも勤務先に在籍していることさえ判明すれば在籍確認は完了となります。
SMBCモビットの特徴
登録番号 | 近畿財務局長(14)第00209号 |
---|---|
実質金利 | 3.0~18.0% |
利用限度額 | 1~800万円 |
最低借入額 | 1,000円 |
最小借入単位 | 1,000円単位 |
提携ATM | 三井住友銀行・三菱UFJ銀行・セブン銀行・E-net・ローソン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行など |
主な借入対象 | 社会人・アルバイト・パート・大学生や専門学校生など |
審査時間 | 最短15分 |
融資までの時間 | 最短15分 |
担保・連帯保証人 | 不要 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
返済期間 | 5年。返済能力など合理的な理由を当社が認めたら8年10か月 |
返済回数 | 最長60回。返済能力など合理的な理由を当社が認めたら最長106回 |
在籍確認の電話連絡が難しい場合には申し込み前に事前に担当者に相談してみる
会社に在籍確認の申し込みをしても、申込者が勤務先に在籍しているか確認できない場合には、申し込み前や申し込み完了後の本人確認時などに担当者に相談してみるといいでしょう。
この在籍確認完了後、他に問題がなかければ、消費者金融の審査に通過となります。審査通過後、消費者契約をすれば借り入れをすることが可能です。借り入れ方法には、各消費者金融業者によってことなりますが、銀行振り込み融やローンカードを利用して自社ATMやセブン銀行などの提携先金融機関ATMからお金を引き出す融資方法があります。
なお、大手消費者金融の場合、申し込みから審査・融資までの実際に時間は、1時間~2時間程度です。
ただし、消費者金融ごとに審査時間が異なる場合や、申込者の信用情報などの照合で時間もかかる場合もあります。
消費者金融に申込む際には審査受け付け時間と回答時間の違いに注意
多くの消費者金融では、申し込みや審査の受け付け時間と審査結果の回答時間帯が異なります。各消費者金融ごとに審査結果の回答時間は、さまざまです。
たとえば、アコムでのインターネット申し込みの場合、申し込みや審査の受付時間は、24時間ですが、一方、審査結果の回答時間は、9:00~21:00です。
つまり、21時以降に申し込みを完了させて、借り入れ審査を受けた場合、審査結果の回答は、翌日の9時以降になるということです。
そのため、消費者金融での即日融資を検討している場合には、審査受付時間ではなく、審査結果の回答時間が即日融資が可能な時間帯となりますので、注意してください。
審査に通るかどうか心配であればWEB上の診断ツールで融資可能かどうか診断しみる
消費者金融や銀行カードローンに会社によっては、年収や他社借入額などの少ない項目のみで「融資診断」が可能なサービスを提供しているところがあります。
これらは、あくまで簡易的な診断ツールなので、「診断ツールで融資可能となれば本審査も通る」というわけではありませんが、事前に融資可能かどうかがわかれば、審査の落ちてしまうかどうか心配も軽減されると思います。
アコムでは申し込み前に融資の可否を判断できる「3秒診断」ができる
アコムの3秒診断では、WEB上で簡単な質問に答えるだけで「融資可能かどうか」の目安がわかります。
3秒診断はアコムの公式ホームページまたはスマートフォンアプリから利用できます。もし、アコムで借入可能か知りたい場合は、申し込み前に3秒診断を行ってみてはいかがでしょうか。
プロミスのWEB診断
プロミスでは、公式ホームページ内に「お借入シュミレーション」という、事前におおまかな融資の可否を判断することが可能です。
この「お借入診断」を利用して、 プロミスに申込前に他社借入があっても融資可能かどうかを診断してみるのもいいでしょう。
このお借入診断は、「年収・年齢と借入額」から融資可能かどうかを判断しているだけですので、住所、氏名といった個人情報を入れることもなく安心して融資可能かどうかを判断してくれます。
診断結果は、下記の2通りです
「融資可能です」 「大変申し訳ございませんが、ご入力いただいた内容だけでは判断することができません」
ただし「融資可能です」表示された場合でも、あくまで融資の目安ですので実際の審査結果と異なることもあります。